2020年は閏年☆彡うるう年のアレコレをまとめてみました
2020年02月19日水曜日
2020年は、2月に29日まである「閏年(うるうどし)」です。そういえば、2月が29日まである年とない年があるのはなぜか。どうして2月が1日増えるのかなど、疑問に思ったことがありませんか。
そこで今回は、今年の閏年にちなんで、閏年に関する知識をまとめました。閏年の疑問解決にぜひ役立ててください!
「閏年(うるうどし)」とは?
閏年は、暦と実際の地球の自転のズレを修正するために設けられています。地球は太陽の周りをまわっていることに基づいて作られた、現在も使用されているカレンダーが1年365日存在する「太陽暦」です。
ところが、厳密に計算すると地球が太陽を一周するのにかかる日数は約365.2422日。4年で約1日暦と実際の地球の自転でズレが生じるため、これを調節するために、1年を366日にしたのが閏年です。
なお、さらに厳密に言えば4年に一度閏年とすると今度は分単位でずれていくことになるため、必ずしも4年に一度閏年が来るわけではない、ということも覚えておくとよいでしょう。
「閏年」なんで2月!?
一年を1日増やすだけならどの月でもよいはずです。なぜ閏年で1日増やすのが2月となっているかの理由は、古代ローマの暦が関係しています。
古代ローマでは現在の3月から暦が始まり、2月で終わるようになっていました。そのため、当時の最後の月である2月に1日足す決まりが、現在でも残っているのではといわれています。
意外と知らない!? 閏年に関する豆知識
閏年にまつわる色々な豆知識をまとめました。
1.閏(うるう)の由来
閏(うるう)とは、ほかの年よりも月や日数が多いことを指します。閏年は「じゅんねん」とも呼ばれていますが、閏に意味や発音が似ている「潤う(うるおう)」がなまってつけられたとも言われています。
2.閏年の計算方法
以下の計算方法いずれかに該当する年は、閏年になります。
・西暦が400で割り切れる数のとき(1600年、2000年など)
・西暦が100で割り切れないが4で割り切れる数のとき(2004年、2008年、2020年など)
3.閏年の干支は子・辰・申
閏年は原則4年に一度のため、閏年に該当する干支は子、辰、申です。ただし、西暦が100で割り切れる場合は閏年に該当しないため、100で割り切れる年は子、辰、申年でも閏年にはなりません。
4.2月29日生まれの人も必ず年をとる
2月29日に生まれた人は、4年に1度しか誕生日が来ないため年を取らない…ということはありません。「年齢計算ニ関スル法律」では、前日の24時になった時点で年をとるとしています。そのため2月29日生まれの人が年を取るのは、2月28日24時となった時点のため、閏年なら2月29日、閏年でない年(平年)は3月1日に誕生日を祝うことになります。
まとめ
◎閏年のことを知ってみよう!
2020年の閏年にちなんで、閏年に関する豆知識をご紹介しました。
地球の自転と暦のズレを修正するための閏年は、実はとても重要な役割を持っているのです。色々調べるととても奥深いことがわかりました。2月29日には、ぜひ、今回ご紹介した豆知識を思い出して一日を大切に過ごしてくださいね。