結婚式でのマナー講座①!ご祝儀ってなに?
2018年05月21日月曜日
気候の良い5月からジューンブライドで人気の6月までは結婚式が集中する時期。色々な結婚式が重なると気になるのが「ご祝儀」のマナーではないでしょうか?ここでは、新郎新婦との関係別ご祝儀金額の相場やご祝儀の書き方や入れ方、ふくさの使い方をご紹介します。
◆ ご祝儀に入れる金額の相場とは?
ご自身→新郎新婦、の関係性別のご祝儀の相場をご紹介します。
兄弟・いとこ…3~10万円
甥・姪…3~10万円
友人…3~5万円
上司…3~10万円
式に呼ばれていないご近所の方など…1万円
なお、ご祝儀を渡す方の年齢はご祝儀の額と比例します。例えば、兄が結婚する時に妹が24歳以下なら3万円ほど、30歳以上になると5万円~と金額が上がる傾向にあります。親族間では金額にルールがある場合があるので、ご両親やほかの親族に確認しておくと無難です。
ご祝儀では「割り切れる数」は縁起が悪いため、必ず奇数の金額を入れます。ただし、8万円のみは「末広がり」で縁起が良いとされていますので、OKです。
また、ご祝儀の金額によってご祝儀袋の選び方が変わります。1~3万円なら一般的な紅白または金銀結びきりの一種、3~5万円ならそれに装飾がつき、5万円以上なら豪華な飾り帯になります。ご祝儀袋のパッケージに目安となるご祝儀の金額が書いてありますので、選ぶ時に見れば大丈夫ですよ。
◆ ご祝儀の書き方・入れ方について
ご祝儀を書く時は毛筆や筆ペン、または太めのサインペンを使用します。表書きは上段に「寿」や「御結婚祝い」など贈る名目を書きます。あらかじめ印刷されているものを選んでもOKです。下段に自分の氏名を書きます。連名で送る時には最大3名まで、それ以上になる時には代表者の氏名と「外一同」と書きます。
中袋は、表に漢数字で包んだ金額、裏面には自分の住所と氏名を書きます。漢数字の書き方を以下に紹介しておきます。
漢数字
1壱 2弐 3参 5伍 7七 8八 10拾 万萬 円圓
お金は肖像画がある方を表にして、肖像画が上に来るように入れます。できれば新札を用意しましょう。中袋を入れたら、上包みは必ず下側が手前に来るように折って入れます。
◆ ふくさの使い方とは
ご祝儀はふくさに包んで持ち歩くのがマナー。
受付でご祝儀を出す時には、左手にふくさを持ち右手で開けます。ご祝儀の向きを受付側の方から読めるように変えて、ふくさの上に乗せたまま、もしくはふくさを受付のテーブルの上などに置いてご祝儀袋を両手で持ち、お渡ししましょう。
◆ まとめ
結婚式のご祝儀のマナーをご紹介しました。新郎新婦への気持ちを込めて、スマートにご祝儀をお渡ししてくださいね。