施策の内容~その33≪第I項 安全で豊かなくらしの実現(33)≫ [4]文化とスポーツで輝く社会づくり【文化・スポーツ】②「するスポーツ」、「みるスポーツ」、「ささえるスポーツ」の推進(1)
2018年04月01日日曜日
[4]文化とスポーツで輝く社会づくり【文化・スポーツ】
県民の心豊かな生活の実現に向け、千葉県の文化にふれ親しむ環境づくりを進めるとともに、郷土への愛着と誇りの醸成を図ります。
また、全ての県民が生涯にわたりスポーツに親しむことができるようにスポーツ環境の整備を推進します。
②「するスポーツ」、「みるスポーツ」、「ささえるスポーツ」の推進(1)
【目標】 全ての県民が多面にわたるスポーツの価値を共有しながら、健康で活力ある生活を送り、互いに支え合う「スポーツ立県ちば」の一層の推進を図ります。
■現状と課題
県が実施した平成28年度の「県民の運動・スポーツに関するアンケート調査」結果では、週1回以上スポーツを行っている人の割合は高くありません。また、将来の介護予防や生活の質の維持の観点からのロコモティブシンドロームの予防や、健康寿命の延伸、さらには障害のある人にも配慮したスポーツ環境の整備など、運動・スポーツに対するニーズが多様化しており、その対応が求められています。
こうした中、千葉県内において2020年東京オリンピック・パラリンピックの8競技が開催されることは、スポーツへの関心を高め、スポーツを通じた健康づくりや生きがいづくりを再認識する絶好の機会となります。こうした機会を捉え、誰もが生涯にわたり、スポーツに親しむことができる環境づくりを進めるとともに、スポーツによる地域の活力づくりにつなげていくことが重要です。
■取組の基本方向
「する・みる・ささえる」スポーツ※の推進により、超高齢社会に向けたスポーツに親しむ環境の整備や障害のある人のスポーツへの参加促進、若い選手の発掘・育成・強化及び指導者養成等の競技力の向上、スポーツによる地域づくりの推進に取り組み、「スポーツ立県ちば」の確立を図ります。
また、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を契機として、大会終了後もレガシーとして残るように、アスリートの強化・支援やオリンピック・パラリンピックを活用した教育など未来を担う人づくりに取り組みます。さらに事前キャンプ※や国際大会等の誘致を進め、スポーツを通じた交流人口の増加による地域活性化を図ります。
※ 「する・みる・ささえる」スポーツ:スポーツを実際に「する人」だけではなく、トップレベルの競技大会やプロスポーツの観戦など、スポーツを「観る人」、そして指導者やスポーツボランティアなどのスポーツを「支える(育てる)人」といったスポーツを取り巻くものをいいます。さらに、各競技の組織的な取組による指導体制の向上、競技施設・設備の整備、医・科学サポートの充実や関係団体との連携促進などを環境と捉えることがあります。
※事前キャンプ:東京オリンピック・パラリンピック等の本番に向けて、時差の解消、気候への順応等、アスリートのコンディション調整のために行う合宿のことです。
次の記事
施策の内容~その34≪第I項 安全で豊かなくらしの実現(34)≫ [4]文化とスポーツで輝く社会づくり【文化・スポーツ】②「するスポーツ」、「みるスポーツ」、「ささえるスポーツ」の推進(2)
http://news.onionworld.jp/news/post/66075