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幻のそば、60年ぶりに蘇る【千葉自慢】

千葉・稲毛・幕張・鎌取・都賀・四街道

2013年12月30日月曜日

オニオン記者投稿

2013年12月30日月曜日

幻のそば、60年ぶりに蘇る【千葉自慢】

CMA212ph-そば

「お楽しみ探検隊」隊長が発見した地元自慢ネタ。10万人の「千葉都民」のための、地元を語れるエピソード選!

題して
「オフィスで 飲み屋で 千葉自慢。」

このコーナーは……
千葉のことを千葉以外で自慢できるようにするための千葉の魅力とお慶びごとを一緒に探していくコーナーです。

年越しそばは千葉の幻のそば「千葉在来」はいかが?

実は千葉市の若葉区や緑区あたりは、明治から昭和初期までは、埼玉方面から入植に来られた方が多いところ。
今回紹介する千葉のそば「千葉在来」も、そんな歴史を感じさせるおそばです。

「千葉在来」は千葉市若葉区野呂町の土屋徳多郎さんの御祖父が埼玉県越谷から明治年間に野呂町に入植した際に持ち込んだそばで、以来三代百数十年にわたって同地で栽培が続けられた在来品種。
県の農業研究員が固有の在来品種になっている可能性をあると直感して研究したところ、特性が判明したものです。
食味テストで、今全国で一番人気の「常陸秋そば」を若干上回る成績を残しているというこのそばをさっそく試食してきました。

訪れたのは稲毛区作草部の泰庵(やすあん)。
「包丁でなかなか切れないほど粘りがあります」とご主人が出したそばは、粘りもさることながら、味が濃く、たくましささえ覚えるほど。
5年前に60㎏見つかってからは年々確実に収穫を増やしており、泰庵では「通常営業」で食べられるほどに。
「12月30と31日には特別にお土産用も出します」とご主人。
収穫高が増えれば、千葉の名物になること間違いありません!

画像:「本粗挽き(二八そば)」735円。
1日当たり60食は確保しているという。
ちなみにこんなに濃厚なそば湯も、飲んだことありません。

チェリー隊長