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1月7日は人日の節句!七草粥で健康な一年を過ごそう!

1月7日は人日の節句!七草粥で健康な一年を過ごそう!

2020年01月06日月曜日

Nanakusa Porridge toraditinal Japanese New Year dish

あけましておめでとうございます。
今日から仕事始めの方も多いのではないでしょうか。お正月のお休みはゆっくり満喫できましたか?
近年は、正月三が日が過ぎれば、普段と変わらない日常生活に戻る人も多いですが、お正月のあと、七草粥を食べる「人日の節句」をご存知でしょうか。お正月の料理で疲れた胃や腸にぴったりの七草粥は、自宅で簡単に作れます。
そこで今回は、1月7日の人日の節句にちなんだ七草粥についてご紹介します。
 

■七草粥とは

Japanese new year food, nanakusa congee

七草粥とは、春の七草(セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ)を使って作るお粥です。松の内の最終日である1月7日「人日の節句」の朝に七草粥を食べることで、一年間の無病息災を願います。さらに、ご馳走やお酒を飲む機会が続くお正月で疲れた胃腸を、七草粥を食べることで休ませる意味も込められているのです。
 

■七草粥の効果

Rice porridge with the seven herbs,Japanese food

春の七草にはそれぞれ効果があり、七草粥として食べると主に胃腸の働きをサポートする効果が得られるといわれています。代表的な効果を上げると、冷えやお腹の痛み、風邪の予防、胃腸・肝機能や内臓の正常化やお腹の痛みの回復、下痢や便秘・生理不順などの緩和効果や消化不良の解消、鎮痛作用、余分なものを排出するための利尿作用や解毒作用に効果的といわれています。
 

■七草粥の作り方

Chinese vegetable porridge

普段、七草はスーパーなどの小売店などでは売っていませんが、近年は、1月7日の人日の節句が近づくと、春の七草がセットになって販売されることもあります。実店舗はもちろん、ネットの通販サイトなどでも取り扱いがあります。この七草セットを使った七草粥の作り方をご紹介します。

〈作り方:二人分〉
●米1/2合に対して、水600mlで炊いて作ります。もしもやわらかめのお粥にしたい場合には、米1:水10まで増やして調整できます。

●お粥を炊いている間に七草の下準備をします。
すずしろとすずなは身が小さければ皮をむかなくても問題ありません。それぞれ食べやすい大きさに切っておきましょう。
その後ティースプーン1杯分の塩を加えたお湯で、お粥と同じくらいのかたさまですずしろとすずなの実をゆで、取り出します。
ゆで汁はそのままで、七草の葉の部分をゆでていきます。

●七草の葉の部分は、さっと水洗いしてからゆで汁のなかへ茎が太い物から入れていきます。
さっとゆでたらすぐにざるへあげて、冷水にひたして冷たくなったら、軽くしぼって細かくきざみましょう。

●お粥が炊けたら、ゆでた七草とふたつまみ程度の塩を加えて、軽く混ぜてできあがりです。
ぜひ、できたてを食べましょう。
 

まとめ

七草粥で疲れた胃腸を休ませよう
人日の節句にちなんで、七草粥の効果や作り方をご紹介しました。
七草セットを使えば、自宅で簡単に七草粥が作れます。年末に宴会が続いた方やお正月に美味しい料理をたくさん食べて胃腸が疲れているかなと思った方も、ぜひこの機会に、一年の無病息災を祈りながら七草粥を食べましょう。
2020年も皆様にとって良い年となりますように..+♡:*