Now Loading...

12月1日は防災用品点検の日!今こそ見直す「防災用品」のチェックポイントとは

  その他の地域 千葉県全域

2019年11月28日木曜日

オニオン編集部投稿

12月1日は防災用品点検の日!今こそ見直す「防災用品」のチェックポイントとは

2019年11月28日木曜日

Objects useful in emergency situations such as natural disasters

毎年3、6、9、12月の1日は「防災用品点検の日」です。9月1日に発生した関東大震災にちなみ、季節の変わり目に日ごろの防災への備えを見直す日として定められています。
災害大国である日本は、年間を通じてさまざまな自然災害が発生します。2019年は、特に台風15号、19号が猛威を振るい、千葉県内でも甚大な被害が出ました。災害の規模も大きくなり、多様化している近年だからこそ、災害への備えを始めること、見直すことが必要なのではないでしょうか。今回は、防災用品点検の日にちなんだ、防災用品のチェックポイントを解説します。
 

■地震だけじゃない!台風や大雨への備え

Torrential rain in Kyoto

阪神大震災や東日本大震災を始め、災害といえば「地震」のイメージが強い人も多いでしょう。ところが、災害大国である日本は地震以外にも台風や大雨などの災害が発生します。いろいろな災害に対応できる備えが重要です。
 

・地震以外にも避難勧告に備えた事前準備を

地震は突発的に起きますが、台風や豪雨などの風水害の場合、土砂災害や河川氾濫の危険性が高まると段階的な避難勧告や避難指示が行われます。そのため、避難をする正しいタイミングを見極めることが、自分や家族の命を守る行動につながります。すぐに避難できるように、必要なものを入れた「非常持ち出し袋(防災バッグ)」を、家族の人数分作っておき、すぐに持ち出せる場所に準備しておきましょう。

また、避難の必要がなくても災害によっては停電・断水といったライフラインが寸断されることもあります。物流も止まってしまうため、自宅避難を続ける際にも、できるだけ普段通りの生活がおくれるような備蓄が必要になります。
 

■断水・停電が続いた千葉県でホームセンターから消えた商品とは

Store interior with empty shopping cart

台風15号、19号が連続的に発生し、甚大な被害が出た千葉県。ライフラインが寸断されたことで、ホームセンターなどでは品切れの商品もたくさんありました。今回の台風では、ブルーシートや土嚢、作業シートや手袋、ロープなどの台風被害への対応グッズのほか、ランタンや電池、水を入れるポリタンクなどのライフラインを補うためのグッズが品薄状態となりました。

台風を始め、災害が発生してからホームセンターに駆け込んでも、目当ての商品は手に入らないということも。日頃から防災用品を備蓄し、いつ起きてもおかしくない災害への備えを行うことが重要です。
 

■最低限必要な防災用品とは

Objects useful in emergency situations such as natural disasters

これから防災用品の備蓄を始めたい人のために、最低限用意しておきたい防災用品を解説します。
 

・非常用持ち出し袋の中身(家族分そろえる)

・水と食料(各1日分)
・防災ラジオや充電器、モバイルバッテリーなどの情報収集のためのグッズ
・ばんそうこう、消毒薬などの衛生用品
・レインコート、防災頭巾(またはヘルメット)、軍手など迅速な避難のためのもの
・杖やメガネ、生理用品など生活に必要なもののスペア
・身分証明書、預金通帳、保険証などのコピー

 

・自宅備蓄用

・水と食料
・トイレットペーパー、ラップ、紙皿、歯ブラシなどの生活用品
・携帯用トイレ

なお、水と非常食は消費期限にも注意しましょう。普段の生活のなかで消費しながら備蓄をする「ローリングストック」を活用するのがおすすめです。

非常持ち出し袋は避難所までたどり着くためのグッズのため、1日分を入れます。
自宅での備蓄は、最低3日間、できれば1週間分の生活ができる量を備蓄しておきましょう。
 

[2019年 最新版]おすすめ防災用品

white, yellow hard safety helmet

非常用持ち出し袋や自宅備蓄に役立つ、おすすめの防災用品を紹介します。

・ラピタ「防災セットラピタプレミアム」
https://item.rakuten.co.jp/at-rescue/10000221/
防災用品メーカー「ラピタ」の発売している防災セットです。テントなどにも使用される、防水性能の高いターポリンを素材にした防災バッグに、防災グッズがセットになっています。リビングなどにも置いておけるデザイン性の高さと、取っ手付き、反射テープ付など迅速な避難も可能な機能性の高さを兼ね備えています。地震はもちろん、台風や豪雨災害など、風水害での避難でも活躍します。

・防災スペシャルショップ「非常食セットA 7日間 35種類 42品」
https://item.rakuten.co.jp/bousaiss/d010340/
賞味期限は最長5年間、35種類の非常食がセットになった商品です。アルファ米、缶詰のパン、レトルト総菜、麺類などバラエティ豊かになっているため、ローリングストックにも活用しやすくなっています。
 

まとめ

防災用品をそろえて災害への備えを行おう
防災用品点検の日にちなんで、防災用品のチェックポイントとおすすめ商品を紹介しました。災害の多様化や規模の拡大によって、誰でも災害に巻き込まれる可能性はあります。備えあれば憂いなし!防災用品の備蓄や見直しを始めて、災害への備えをしておきましょう。