2018年の酉の市は11月1日、13日、25日千葉県内の酉の市開催スポット情報
2018年10月22日月曜日
毎年11月に行われる「酉の市」。言葉はよく聞きますが、いつなのか、何をするのか、熊手は買うべきか買わないべきか、などくわしいことが分からない、という方も多いですよね。今回は酉の市で知りたい疑問解決と、千葉県内で酉の市が行われるスポットをご紹介します。
酉の市とは?
「酉の市」とは、毎年11月の酉の日に行われる、商売繁盛を願うお祭りです。
元々現在の足立区にある「鷲大明神」に、近隣に住む農民から豊作を感謝した収穫祭が起源とされていますが、現在は「鷲(おおとり)」や「大鳥」など、「とり」にゆかりのある関東各地の神社で開かれています。
なお、酉の日とは旧暦である60日で一周する「干支」の中で、「丁酉」「己酉」「辛酉」の「酉」の字がつく日を指します。2018年11月のカレンダーを旧暦に合わせると、11月1日、13日、25日が今年の酉の日に当たり、それぞれ「一の酉」「二の酉」「三の酉」と呼ばれています。
酉の市の熊手について
「酉の市」で有名なのが、商売繁盛や開運を招く熊手です。
元々農民の収穫祭だった酉の市は、熊手を含めて農作業に使う用具も一緒に売れられていたのですが、その中で熊手におかめや小判など縁起の良い飾りをつけて売り始めたのが今の熊手の原型と言われています。また、熊手は元々落ち葉や砂などをかきあつめる用具のため、「お金やお客様をかき集める」縁起の良いものとして、酉の市の商売繁盛祈願の縁起物として現在も売られています。
酉の市では、去年まで使っていた熊手を納めて、新しい熊手も購入していきます。商売繁盛を願って、熊手は去年よりも大きいものを購入していくと縁起が良いと言われていますので、もしも今年初めて熊手を購入したいと思ったら、小さめのものからスタートするのがおすすめです。なお、どうしても今の熊手よりも大きい熊手を購入するのが難しい時には、同じ大きさなら運が逃げないと言われています。
千葉県内で「酉の市」が開かれる神社紹介
千葉県内で「酉の市」が開かれる3つの神社をご紹介します。
大鷲神社(印旛郡)
印旛郡栄町にある「大鷲神社」は、毎年12月上旬に酉の市が開かれます。毎年12月の初酉の日から3日間行われる酉の市の熊手市のほかにも、縁結びや子宝にご利益のある「魂生大明神の曳き廻し」も行われ、栄町で一番大きなお祭り、かつ年末の風物詩にもなっています。商売繁盛とともに縁結びや子宝も祈願するお祭りのため、赤ちゃんのはいはいレースや手形取りなど、例年赤ちゃんに関係したイベントも多く行われています。
開催期間:2018年12月7日~9日
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千葉神社(千葉市)
千葉市「千葉神社」の酉の市は「お酉さま」と呼ばれ、11月の一の酉、二の酉、三の酉に開催されます。千葉神社のお酉さまは、参道などに出店として出ている熊手市場から熊手を購入するのではなく、千葉神社から妙見様の神威がこもった熊手を分けてもらうのが特徴です。近年熊手を希望する人は増えているため、熊手を分けてもらいたい人は早めのお出かけがおすすめです。
開催期間:2018年11月1日(木)・13日(火)・25日(日)
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香取神社(柏市)
柏市にある香取神社では、例年11月の一の酉、二の酉、三の酉に「酉の市」が開催されています。縁起物の熊手を販売する市場のほか、出店も出ますがどちらかといえばゆっくりした雰囲気の酉の市のため、混雑が苦手な人でも気軽に雰囲気が楽しめる酉の市です。
開催期間:2018年11月1日(木)・13日(火)・25日(日)
公式サイトはこちら
まとめ
酉の市や熊手の説明、千葉県内の酉の市の開催スポットをご紹介しました。今は自営業の人や会社経営者だけでなく、個人でも開運を願って熊手を購入する人も多くなりました。今年はお出かけがてら千葉県の酉の市で熊手を購入してみてはいかがでしょうか。