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千葉ジェッツを取り巻く全ての人たちと共にハッピーになる

千葉県全域

2014年03月08日土曜日

オニオン記者投稿

千葉ジェッツを取り巻く全ての人たちと共にハッピーになる

2014年03月08日土曜日

千葉ジェッツ 代表取締役
島田 慎二(しまだ しんじ)氏

1970年新潟県生まれ。大学卒業後、92年旅行会社入社。
95年旅行会社のウエストシップ設立、2001年独立しハルインターナショナル設立。
10年に同社売却後、同年にコンサルティング会社リカオンを設立。12年から現職。

 
2012年、千葉ジェッツを運営する株式会社ASPEの新社長に就任した島田慎二氏。
島田氏はかつて旅行事業やコンサルタント事業を起業し、その度に卓越したビジネスアイデアで事業を成功へと導いてきた。
そして今回、その経営者としての輝かしい経歴を活かすべく、新たにスポーツ分野に着手し、経営難に陥っていたジェッツの運営を手がけ、着実に再建に向かって歩を進めている。
そこには分野にとらわれない、島田氏の変わらぬ経営スタイルがあった。

千葉県初のプロバスケットチーム

「ジェッツの運営を、ここまで回復できたのはまさに奇跡でした」。
株式会社ASPE代表取締役の島田慎二氏は、2013年までのジェッツの活動内容を感慨深く回顧した。
かつて千葉ジェッツは千葉県初のプロバスケットボールチームとして、2011年のシーズンから日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)に所属していたが、経営不振でその存続が危ぶまれていた。
そこへ島田氏が、チームを運営するASPE新社長に就任。
運営内容を改善する一方、チームも2013年のシーズンからはナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)へと新天地に活躍の場を移している。
NBLは日本バスケット協会が設立した新リーグであり、島田氏は同年7月に初代理事にも選任されている。
「ジェッツに関わった当初は、バスケットも全く知らない状態でした。実は、以前立ち上げた旅行会社を軌道に乗せ、その後売却したあとは海外で数年間旅をして周り、様々なビジネスチャンスを伺っていたんです。そして新ビジネスを始めようかと思った矢先に、道永(現ASPE取締役会長)に熱いラブコールを受けました」

当時ジェッツの経営は大変厳しい状態。
はじめはコンサル的な役割で、月1回程度サポートをして、経営がもち直したら退く予定だったという。
「しかしスタッフ一人ひとりと面談し、再建計画をレポートしていったところで、これはもう関わっていくしかないなと。会社からの要望もありましたが、これをできなければジェッツの存続が途絶えてしまうわけですから」。
そこから島田氏の言う〝ウルトラC〟の尽力で資金や人力を集め、再建計画はスタートされていく。

ただ島田氏の目指すチーム経営はまだ始まったばかりだ。
スポンサーや寄付のおかげで昨年6月期決済で早くも運営は黒字化されたが、島田氏がまず本格的なチーム再建のために実行していったのは〝人が活躍できるような仕組みづくり〟だ。
当初は会社にわずか数名のスタッフしかおらず、一人が何役もの業務をこなさなければならなかった。
そこでスタッフの役割を明確にし、効率よく生き生きと働ける環境を作りあげる。
さらにスポーツビジネスには行政、地域、ファンなどが広く関わるため、島田氏はその全体像も把握しながらさらなるステップアップを目指す。
「どのビジネスも簡単ではありませんが、スポーツビジネスは特に難しい。雲を掴むようなところもあって粗い経営になりがちです。そのため細かいところに広く気を配れるよう、常に注意しています」

魅力あるチーム作りが地域を元気にする

会社が右肩上がりになる一方で、千葉ジェッツのチーム事情はどう変わったのだろうか。
「素晴らしいプレーをみせていくことはもちろんですが、試合以外での魅力を向上させていくことにより力を入れています」。
島田氏の言うとおり、その一例として千葉ジェッツが考える地域貢献活動に〝JETS HAPPY ACTION〟がある。
これはジェッツが地域に生きる千葉ジェッツの、その社会的責任を果たすための様々な活動を指し、それらは設立以来年間110回を超えて実施されている。
その幅広いCSR活動と地域との密なコミュニケーションによるバスケットボールの普及向上に、選手たちは常日頃から努めている。
「選手には、プレーできる環境に感謝しろと言っています。ファンと地域の方々、協力会社にどう喜んでいただけるか、選手一人ひとりがプレーに関わる根本的なところを見直すことで、チームに対する意識が変わり、プレーも向上するのではないかと」

そうした活動から選手の人間性が育ち、魅力あるチームを応援しにファンは試合へ足を運んでくれるようになると島田氏は言う。
「要は勝敗ではないです。もちろん勝ちたいですが、ファンを無視した個人の技術だけを追求する選手がいくらいても、誰もついてこないでしょう。野球の東北楽天のように地域全体がチームを応援してもらえるようになるのが目標です」

千葉県はバスケの競技人口も多く、各種プロスポーツ団体が揃っている。
それだけにバスケを第3のメジャースポーツにしたいという意識も高い。
「bjリーグからNBLに移り、理事となったのもバスケットの地位向上がねらいです。バスケ全体の今後のためには、運営やルールなど、バラバラになりがちな両リーグが歩み寄り、ともに同じ方向に進むべきです。そのためには両リーグを知る千葉ジェッツがカギとなるんです」。
選手が魅力あるチームを作り上げれば、子どもたちの夢や未来が膨らむ。
そうしてバスケ人口が増えれば、バスケットのメジャースポーツへの道も現実味を帯びてくる。
「プロバスケがもっと全国競技として発展すれば、必ず地元にも還元されてくる。ファンにも恩返しができると思います。もっと子供たちに夢を与え、愛されるチームになりたいですね」。
今しかないチャンスをつかむため、島田氏の挑戦は続く。

 

『千葉ジェッツ』


千葉県唯一のプロバスケットチーム。
2010年11月発足。13年からはbjリーグから日本の最高峰リーグNBLへ参戦。
メインアリーナは船橋市総合体育館(船橋アリーナ・船橋市習志野台7-5-1)。
今後のホームゲームは下記のとおり。
公式HP http://www.chibajets.jp/

NBL2013-2014シーズン ホームゲーム今後の日程

3月15日(土)14時 VSアイシンシーホース三河  成田市中台運動公園体育館
3月16日(日)14時 VSアイシンシーホース三河  成田市中台運動公園体育館
3月29日(土)18時 VS日立サンロッカーズ東京  船橋アリーナ
3月30日(日)14時 VS日立サンロッカーズ東京  船橋アリーナ
4月12日(土)14時30分 VSトヨタ自動車アルバルク東京  千葉ポートアリーナ
4月13日(日)14時30分 VSトヨタ自動車アルバルク東京  千葉ポートアリーナ
4月19日(土)18時 VS東芝ブレイブサンダーズ神奈川  船橋アリーナ
4月20日(日)14時 VS東芝ブレイブサンダーズ神奈川  船橋アリーナ

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