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大地震の後に「本当に必要な物資」「実際に役立った物資」のまとめ

 千葉県全域

2018年06月25日月曜日

オニオン新聞社投稿

大地震の後に「本当に必要な物資」「実際に役立った物資」のまとめ

2018年06月25日月曜日

大地震が来た後に必要に迫られるのは「生きるための物資」です。
非常袋の備えは万全でしょうか?
本当に役立つものは用意されていますか?
大地震の後に「本当に必要な物資」「実際に役立った物資」をまとめてみました。

■震災直後の生活に必要な備蓄と用意する量

幾度となく体験している大震災での経験を活かし、実際に被災した際に必要な備蓄の数が算出されています。国が推奨している「食料・飲料・生活必需品」などの備蓄の例は以下の通りです。
3日分の飲料水(1人1日3リットルが目安とされています)
・3日分の非常食(アルファ米などのごはん、板チョコ、ビスケット、乾パン、機能性食品)
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー、懐中電灯、カセットコンロなど
3日間である理由は「人命救助のタイムリミット」である「72時間」だからと言われています。
人間が飲まず食わずに生存できるリミットが72時間と言われ、それを超えると急激に生存率は低下します。
震災直後はまず「人命救助」を優先となり、電気、ガス、水道、道路などのライフラインの復旧はその後に行われるケースが多いため、
最初の3日間は備蓄で何とかしのぐ必要があります。震災直後を「生き残るため」にも3日分の備蓄を心がけて下さい。

■乳幼児やお年寄りの為の日用品を備えておく

食料品をや水を3日分備蓄するなら、日々消費するものが多い乳幼児やお年寄りの為の日用品も備えておきましょう。乳幼児の場合は紙おむつ、粉ミルク、哺乳瓶、ミルクの為のミネラルウォーターを通常の食料品や日常品とは別に備蓄しておく事をお勧めします。
お年寄りの場合も紙おむつや持病の薬、何かあった時の為の風邪薬、胃腸薬、下痢止め、解熱剤などの医薬品も用意しておきましょう。日頃から「これがないと命に係わる」というものは余分に用意し、備蓄用としてしておくのも一つの手段です。
また以外と見落としがちなのが女性の生理用品です。ひとパック丸ごと常備すると人に分けてあげる事も可能です。

■情報収集の為の備えとは?

震災に遭遇したら何よりも欲しいのは被害の状況や余震などの「情報」です。
非常時に情報を収集する際、老若男女問わず一番役に立ったのは「ラジオ」だったと言われています。ラジオは電気が止まっていても情報を得る事ができる媒体ですので、必ず一台は用意しておきましょう。そしてこちらも年代問わず役立つのは「スマートフォン」です。常にフル充電状態にしておく、モバイルバッテリーなどの充電器を用意しておく、使わない時は機内モードに設定しておくなどを怠らなければ、情報収集ツールとしてこの上なく心強い味方となるでしょう。

■お役立ち防災知識!驚くほど役に立った日用品とは?

 

市販されている防災グッズ以外にも「使ってみたら驚くほど役に立った日用品」がSNSなどで話題になっています。
・カセットコンロ/ガスボンベ
ライフラインの復旧で一番時間がかかるのがガスです。過去の震災でもガスの復旧がなく、調理ができなかったという事例があります。
そんな時にカセットコンロとガスボンベが非常に役に立ちます。火を使わなくても水さえあれば食べられる保存食や栄養機能食品系のシリアルバーなどでも食つなぐ事は可能ですが、温かい食事というものはそれだけでもホっとするものです。
蒸し器などがあればレンジ替わりにもなりますので、併せて用意しておくと良いでしょう。
・サランラップ
お皿にサランラップを巻いて洗い物を出さないにする方法で有名なサランラップですが、実は他にも使い道があります。
ケガをした際の止血に使えたり、体に巻いて暖を取る事もできます。できれば塩ビ素材のサランラップがおすすめです。
・新聞紙
新聞紙は万能素材です。
サランラップと合わせて体に巻くと保温機能がアップするほか、ごみ袋と組み合わせてトイレ替わりもできます。
また、折り紙のように使用して、簡易スリッパやごみ箱を作る事も可能です。必ず用意しましょう。
・レジャーシート
思いがけず野宿をする羽目になった場合や、一時的に外での避難生活を余儀なくされた場合にレジャーシートが役に立ちます。
簡易的なものでもあれば役に立ちますので、非常袋に入れておきましょう。
・キャリーバック
重たいものを運搬する場合はキャリーバッグが便利です。
特に水などの配給があった場合、キャリーバッグに入れて運べば往復も苦ではありません。
ただし階段が多いところではかえって大変な思いをすることになるので、自宅周辺の状況を見て利用してください。

■お役立ちグッズまとめ

せっかく備えたグッズも使い方が分からなかったり、使う時には賞味期限が切れていたり、破損や故障して使えなかったら意味がありません。
備えたグッズは定期的に点検をして、いつでも使えるようにしましょう。

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