今年の夏至はいつ?夏至の風習や過ごし方について
2018年06月18日月曜日
一年で一番昼間の時間が長くなる「夏至」。2018年の夏至はいつなのか、そもそも冬至のように夏至に食べるものや風習はあるのか?と気になる方も多いと思います。本日は、今更聞けない夏至の概要と夏至の風習についてご紹介します。
今年の夏至は?
夏至とは、二十四節季のうち10節目です。
なお太陽と赤道の距離が最大になる「支点」を通過する日でもあり、冬至点を通過する時を含む日を「冬至」夏至点を通過する時を含む日を「夏至」としています。よって、夏至は北半球では最も昼間が長い日になり、南半球では最も昼間が短い日となります。
夏至の日時は二十四節季を定める「定気法」によって決められます。2018年の日本の夏至は6月21日、なお夏至の瞬間は6月21日の10:07です。
なお、二十四節季のうちのひとつのため、6月21日の夏至の日から次の節目である7月7日ごろの小暑までの期間もまとめて夏至と呼ばれています。
夏至に食べる食べ物は?
冬至にはかぼちゃを食べる風習がありますが、夏至には食べ物を食べる風習はあるのでしょうか?実は、地域によって異なるため一般的な風習としては知られていませんが、夏至に食べる食べ物はあります。
関東地方や九州地方では新小麦で焼餅を作り、神様にお供えをした後お下がりを食べる風習があります。
また、大阪ではタコを食べたり、京都では水無月と呼ばれる和菓子を食べたり、名古屋ではイチジク田楽を食べたりと独自の食べ物を食べる風習もあります。
夏至の風習は?
冬至にはかぼちゃを食べるとともに、柚子をお風呂の中に入れる風習があります。ところが、夏至にはお風呂に何か入れる、という風習はありません。また、海外では夏至に積極的にイベントやお祭りが行われていますが、日本では全体的なお祭は行わず、地方ごとに夏至のイベントやお祭が開かれています。
特に著名なのが、三重県にある二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)で行われる「夏至祭」です。二見興玉神社とは、祭りの神様である猿田彦大神に由来する興玉神石を祀るために設けられた神社で、興玉神石の鳥居の役割を果たしている夫婦岩のある神社としても有名です。一年で一番太陽の位置が高くなる夏至は、最も太陽のエネルギーが強い日とされ、夏至祭りが執り行われるようになったそうです。
まとめ
夏至の概要や食べる食べ物、風習についてご紹介しました。昼の時間の長い夏至は、仕事帰りも日が高いので食事やお酒を楽しむ方も多いのではないでしょうか?ぜひ色々な方法で夏至を楽しんでくださいね。