千葉県民あるあるシリーズ#3「実は生粋の地元民が少ない!?」
2018年05月09日水曜日
今の現役世代(子供~40代くらい)は生粋の千葉っ子!が多いですが、その親世代は他の地域からの移民が多い千葉県。ベッドタウンとして発展してきた背景のある千葉県ならではの、あるあるを集めてみました。
戦後ベッドタウンとして発展した千葉県に、色々な地方から人が集まる
千葉ニュータウンを始めとした団地群も多い千葉県の発展には、戦後の高度成長期に伴う集団就職などで地方から都心部へ働きにきた若者の増加、その後の核家族化、という背景があります。
都心へのアクセスも抜群の千葉県は、ベッドタウンとして発展。千葉ニュータウンが作られた1960~1970年代には団地やマンションなどの集合住宅が増加し、色々な地方から来た家族で形成されるようになりました。
そんな千葉県だからこそ、親同士の出身地が違う流動性の高い都市として発展。移民だらけで生粋の千葉県民が少ないのです。
◆ お雑煮の具が各家庭で違う!
日本のお正月料理、お雑煮。各地方で味付けや餅の形、具材も異なりますよね。千葉県は、各家庭でお母さんの出身地がバラバラのため、お隣さんでお雑煮の具が違う、という事も珍しくありません。小学校の時、「自分のお家のお雑煮を紹介しよう!」という宿題出されませんでしたか?クラスで色々なお雑煮が出てきて驚いた記憶があるあなたはきっと千葉県民。
◆ 長期休みになると人が消える
夏休み、冬休み、ゴールデンウィーク…長期休みになると人気(ひとけ)がなくなるのが千葉県の住宅街や団地。なぜならみんなお父さん・お母さんの実家に一気に帰るから。お母さんと子供たちだけ先にお母さんの実家に帰って、お盆休みに入ったお父さんが後から合流…というのもよくありましたよね?そして、長期休み明けにはクラスで交換し合って、色々なところのお土産が手に入ります。
◆ 今は逆転現象が起きている!
そんな「親が移民」の子供世代は成長し、今は30代~40代の現役世代に。千葉県は都心へのアクセス抜群のため、そのまま千葉に残る人もいれば、進学や転勤などで他の地域に行く人も。偶然違う地方で出会った人が同じ千葉県出身だった!ということも多くなりました。
そして、現役世代となった千葉出身者たちは、今度は長期休みに実家のある千葉県に帰る、という逆転現象が起きるように。「夏休みには、千葉のじいちゃんばあちゃんに会いに行くの!」という声もあちこちで聞かれるようになりました。
◆ まとめ
生粋の地元民が少なかった千葉県も、今ではその子供たちが成長して日本全国に分布。今は千葉を離れて生活している方でも、気が付けば貴方のおとなりさんも千葉県出身…かもしれませんよ!
千葉県民あるあるシリーズ
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