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施策の内容~その62≪第Ⅲ項 経済の活性化と交流基盤の整備(6)≫ [2]挑戦し続ける産業づくり【産業】①県経済の活力を生み出す産業の育成と企業立地の促進(2)

  千葉県全域

2018年04月01日日曜日

オニオン編集部投稿

施策の内容~その62≪第Ⅲ項 経済の活性化と交流基盤の整備(6)≫ [2]挑戦し続ける産業づくり【産業】①県経済の活力を生み出す産業の育成と企業立地の促進(2)

2018年04月01日日曜日

[2]挑戦し続ける産業づくり【産業】

県民の豊かなくらしを支える本県経済の持続的な発展を支えるため、新事業・新産業の創出や、起業・創業等を促進します。
また、厳しい経営環境下におかれている中小企業・小規模事業者の経営基盤の強化を図ります。
さらには、雇用の創出や地域経済の活性化に向けて、地域の特性に応じた戦略的な企業誘致を推進します。

①県経済の活力を生み出す産業の育成と企業立地の促進(2)

■主な取組
1 千葉県経済をけん引する京葉臨海コンビナートの競争力強化

京葉臨海コンビナートは、石油精製、石油化学、鉄鋼など我が国の経済を支える素材・エネルギー産業の国内最大の集積地であり、本県の製造品出荷額等の約6割を占めるなど本県経済の要であることから、その競争力強化を図ることは本県経済の活性化を図る上で重要となっています。素材・エネルギー産業においては、国内需要の低減や国際競争の激化を受けて、事業の再編・集約の動きが出てきているほか、施設の老朽化更新や高度化・高付加価値化に向けた新たな投資など、様々な課題があります。

また、コンビナートの競争力強化を図るためには、現場を支える人材の安全管理や危機管理能力、マネジメント力の向上が不可欠となりますが、現在、コンビナート立地企業では、団塊世代の大量退職などに伴い、こうした安全管理に関する人材の確保や能力向上等にも課題を抱えています。

このため、マザー工場化※1や施設の高度化に伴う再投資への支援、コンビナートの投資環境の向上につながる規制緩和の促進など、生産性の向上や新たな投資を促す環境づくりに向け、地元市、立地企業と一体となって取組を進めます。

また、中核人材の育成などの基盤業務について、企業間連携による共同化を促進するなど、事業者の負担軽減等に資する取組を進めるほか、工業教育との連携による担い手の育成を進めます。

さらに、工業用水について計画的に施設更新・耐震化を行うことで、持続可能な工業用水道事業を構築し、安定的な用水供給を図ります。

・京葉臨海コンビナートの生産性の向上や事業環境の改善
・コンビナートを支える人材の能力向上や担い手の育成
・工業用水の安定供給(再掲)

2 千葉の未来を支える新産業の振興
国際競争の激化やエネルギーの制約、少子高齢化や人口減少など様々な社会的課題に直面する中、本県産業の活力を高めていくためには、県内各地の豊富な地域資源のほか、高い技術力を持つ企業や産業支援機関・研究機関・大学の集積等の本県の強みを生かしていくことが重要です。

このため、今後国内外の市場拡大が見込まれる健康・医療分野へのものづくり中小企業の新規参入支援をはじめとした医工連携を進めるほか、IoT等の技術革新の動向を見据え、産業支援機関、大学・研究機関等の関係機関と連携しながら、県内ものづくり中小企業の生産現場における生産性向上などに向けた取組を支援します。

また、バイオ産業※2については、かずさDNA研究所を中心とした産学官ネットワークを生かして、共同研究や技術的な支援を行うとともに、応用・実用化研究を推進し、健康医療や農業などの幅広い分野で、研究成果の社会還元に向けた取組を進めます。

さらに、本県のポテンシャルを生かした新たなエネルギーの導入は、地域振興・産業振興にもつながることから、海洋再生可能エネルギーの導入や、本県の特色を生かした水素の利活用の検討を進めます。

健康・医療ものづくり産業等への新規参入支援
・ものづくり中小企業におけるIoT等の活用に向けた支援
・多様な産業集積や豊富な地域資源を生かした地域産業の育成
・かずさDNA研究所を核としたバイオ産業の振興
・海洋再生可能エネルギーの導入促進
・本県の特色を生かした水素の利活用の検討

3 産学官連携やベンチャー企業の育成によるイノベーションの促進
県内企業が、健康・医療や環境・エネルギーなどの新たな社会ニーズに対応した新製品・新技術の開発を行うためには、産学官が連携し、課題の克服に向けた取組を行うことが必要です。

このため、専門のコーディネーターを設置し、企業相互間、企業・大学間の共同研究のためのネットワークの形成促進やマッチングを図り、国などの競争的資金を活用することなどにより、社会ニーズに対応した新製品・新技術の研究開発を支援します。

また、東葛テクノプラザ、かずさインキュベーションセンターなどのインキュベーション施設の利用促進や、インキュベーション・マネージャー※3などによる企業の成長段階に応じた多面的な支援や企業間交流など、魅力ある支援策を推進することにより、ベンチャー企業の育成や、既存の中小企業の研究開発型企業への転換を図ります。

さらに、県内経済団体や企業など、民間活力を積極的に取り入れ、ベンチャー企業の育成支援を推進します。

・専門人材を活用した産学官・企業間連携の促進
・大学等のシーズと企業ニーズとのマッチングの促進
・ネットワーク活動による産学官連携の推進
・健康・医療ものづくり産業等への新規参入支援(再掲)
・かずさDNA研究所を核としたバイオ産業の振興(再掲)
・インキュベーション施設によるベンチャー企業の育成
・民間団体と連携したベンチャー企業の育成

4 ものづくり基盤技術の高度化
県産業支援技術研究所、東葛テクノプラザなどの支援機関の機能を十分に確保し、中小企業の身近な相談相手として、様々な技術的課題に対する相談や、実用化・商品化に向けた技術開発支援、研修事業を実施し、技術力の向上を図ります。

また、海外の製品規格に関する技術相談や評価試験を実施し、中小企業の国際展開を技術面から支援するとともに、公益財団法人千葉県産業振興センター、一般社団法人千葉県発明協会と連携して、特許など知的財産の活用に関する支援を行います。

さらに、若者のものづくり離れや技能者の高齢化が課題となっていることから、県立高等技術専門校において、小・中・高校生等を対象にした体験教室を実施することで、ものづくりへの関心を高めるとともに、在職者向けの訓練を実施し、技能・知識のスキルアップや資格取得を支援します。

・産業支援技術研究所等による中小企業等への技術支援
・海外製品規格への対応の支援
・知的財産の保護及び活用支援
・地域の企業等のニーズに応じたものづくり若手技術者の育成

5 地域の特性に応じた戦略的な企業誘致の推進
国内外からの企業誘致を一層推進するため、企業訪問やトップセールスを行い、本県の魅力を積極的にアピールするなど、あらゆる機会を捉えて、本県の持つ立地優位性を発信するとともに、技術革新による新たな産業分野の成長や産業構造の変化により多様化する企業ニーズや対日投資の増加等に対応するため、企業立地の支援制度の充実や産業用地情報の収集・活用等を進め、市町村や企業と連携しながら、企業立地を促進します。

また、地域再生法に基づく支援措置等を活用し、本社機能や製造業の工場、研究所、流通加工施設等の誘致を推進するとともに、県内企業のマザー工場化などの拠点強化に向けた再投資を支援します。

さらに、首都圏の広域ネットワークを形成するアクアライン・圏央道沿線において、地元市と共同して整備している「茂原にいはる」「袖ケ浦椎の森」工業団地や、かずさアカデミアパークへの企業誘致を進めるとともに、市町村合併や少子化、人口減少により増加傾向にある県内の空き公共施設等への企業の誘致を推進し、地域の雇用の場の創出を図ります。

・地域の特性に応じた戦略的な企業誘致
・本社工場や製造業の工場、研究所、流通加工施設等の立地促進
・マザー工場化や事業の高度化に伴う県内企業の再投資への支援
・外資系企業の誘致
・産業用地情報の収集・活用等による企業誘致の推進
・「茂原にいはる」「袖ケ浦椎の森」の2つの工業団地の整備と分譲促進
・かずさアカデミアパーク及び周辺地域への企業誘致
・空き公共施設等を活用した企業誘致
・工業用水の安定供給

※1マザー工場:製造ノウハウ・研究開発など拠点となる工場をいいます。
※2バイオ産業:生物が持っている様々な働きや機能を利用して、製品・技術開発などを行う産業分野です。健康・医療、食品、農業、環境関連などが代表的なものとなっています。
※3インキュベーション・マネージャー:事業を始めようとする人に対して、インキュベーション施設において経営面や業務面などの総合的な支援を行う人材をいいます。

 

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