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施策の内容~その21≪第I項 安全で豊かなくらしの実現(21)≫ [3]健やかで生き生きと自分らしく暮らせる社会づくり【医療・健康・福祉・地域社会】 ②生涯を通じた健康づくりの推進(1)

  千葉県全域

2018年04月01日日曜日

オニオン編集部投稿

施策の内容~その21≪第I項 安全で豊かなくらしの実現(21)≫ [3]健やかで生き生きと自分らしく暮らせる社会づくり【医療・健康・福祉・地域社会】 ②生涯を通じた健康づくりの推進(1)

2018年04月01日日曜日

[3]健やかで生き生きと自分らしく暮らせる社会づくり【医療・健康・福祉・地域社会】

②生涯を通じた健康づくりの推進(1)

【目標】 県民が健康でこころ豊かに暮らす社会の実現を目指し、健康寿命の延伸と健康格差の縮小に取り組みます。ライフステージや健康状態に応じて、生き生きと生活できるよう生活習慣病予防を中心とした健康づくりを推進します。

■現状と課題
平成12年(2000年)から22年(2010年)までの間で本県の平均寿命はほぼ全国と同様に延伸しています。健康寿命も延伸していますが、平成25年の全国順位では男性が第7位であることに比べ、女性は20位と差がみられます。
また、平成26年度から27年度に健康格差分析事業を実施し、健康寿命に限らず、地域や集団の違いで健康に関する指標に差異が生じてきていることが分かりました。
がん・心疾患・脳血管疾患等は、その原因に生活習慣が関与していることが分かっており、40歳代から増え始め50歳代で急激に増える傾向にあります。本県も高齢化に伴い生活習慣病患者が増加しています。生活習慣病の発症予防と重症化防止には、小児期からの望ましい生活習慣の獲得など、ライフステージに応じた対策を進める必要があります。
さらに、介護を要する原因として脳血管疾患や運動器の障害が主な要因となることから、これらを予防する必要があります。
県民の死亡原因の第1位であるがんは、予防と早期発見・早期治療が重要で、がん検診の受診率の向上を図るとともに、がん診療連携拠点病院
※1及び千葉県がん診療連携協力病院※2を中心に、県民がどこに住んでいても、質の高い医療をはじめ、医療に関する情報提供やきめ細やかな相談支援が受けられるよう体制を整備する必要があります。加えて、科学的根拠に基づいたがん対策を推進するため、正確ながんの実態把握が必要です。
また、こころの健康づくりも、生き生きと自分らしく生きるために重要です。県の自殺者数は、平成24年以降減少傾向ですが、依然として年1,000人以上の方が亡くなられています。特に自殺は、うつ病等複数の要因が重なり発生するとされているため、相談支援機関相互の連携体制強化を図るなど、総合的に自殺対策を進めていく必要があります。

■取組の基本方向
県民一人ひとりが健康の状態に応じて生き生きと生活できるよう、健康格差分析事業の結果も参考に、個人のみでなく生活背景である家庭・職場・地域にも視点を置いた生活習慣病対策を推進し、地域の特性に応じた健康づくり施策を支援していきます。
生活習慣病が重症化すると、QOL※3の著しい低下を招き健康寿命にも影響することから、重要課題として重症化の防止対策を進めるとともに、COPD(慢性閉塞性肺疾患)※4対策に取り組むこととし、要支援・要介護状態とならないようロコモティブシンドローム(運動器症候群)※5やオーラルフレイル(口腔機能の虚弱)等の予防について、普及啓発を図ります。
また、県民一人ひとりががんの予防や早期発見に努め、がんになっても安心して納得した最善の医療を受けることにより、がん患者とその家族の生活の質の維持向上が図られるよう、総合的かつ計画的ながん対策の推進を図ります。
さらに、自殺対策については、相談支援機関相互間の連携体制の構築・強化に努め、自殺予防のための体制づくりを推進するなど、総合的に取り組みます。

※1 がん診療連携拠点病院:全国どこに住んでいても等しく高度ながん医療を受けられるよう、厚生労働大臣が専門的ながん診療を行う病院に対し指定する病院です。緩和ケアチーム、相談支援センターの設置などが義務付けられており、都道府県に1か所指定される都道府県がん診療連携拠点病院と二次保健医療圏ごとに指定される地域がん診療連携拠点病院があります。
※2 千葉県がん診療連携協力病院:専門的ながん診療機能の充実を図るため、特定の部位において、がん診療連携拠点病院に準じる診療機能を有する病院を、千葉県知事が指定する病院です。
※3 QOL:Quality of life の略で、一般に一人ひとりの人生の内容の質や社会的に見た生活の質のことを指し、ある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度として捉える概念のことです
※4 COPD(慢性閉塞性肺疾患):たばこなどの有害な空気を吸い込むことによって、空気の通り道である気道や酸素の交換を行う肺などに障害が生じる病気です。長期間にわたる喫煙が主な原因であることから、肺の生活習慣病と言われています。
※5 ロコモティブシンドローム(運動器症候群):運動器の障害によって日常生活で人や道具の助けが必要な状態やその一歩手前の状態をいいます。運動器とは、筋肉、関節、骨など、人が移動するために使う器官のことを指します。筋力が低下したり、関節に疾患があったり、骨がもろくなっていたりすると、運動機能が低下し日常の生活に不便が生じます。こうした運動機能の低下は高齢期に入ってからではなく、初期症状は40代から始まると言われており、中年期から意識し予防する必要があります。

 

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