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【千葉の活力を追え】CHIBAビジコン2017 ちば起業家大賞が 決定!

千葉県全域

2018年02月28日水曜日

オニオン編集部投稿

【千葉の活力を追え】CHIBAビジコン2017 ちば起業家大賞が 決定!

2018年02月28日水曜日

ちば起業家応援事業 INNOVATIVE HIVE 表彰式の様子

ちば起業家応援事業 INNOVATIVE HIVE

主催:千葉県/ちば起業家応援事業実行委員会

2015年度から行われている千葉県発の起業促進プロジェクト。千葉県内の起業機運を高めるとともに、女性・シニア・若者を含め、起業したい人を応援し、育成を図ることを目的とし、啓発、情報発信、起業・経営支援、人脈づくり等、一貫した支援を継続的に行っている。

2018年1月30日㈫に幕張メッセで行われた『ちば起業家大交流会』にて、CHIBAビジコン2017の最終プレゼンテーション&審査会が行われた。審査員の審査と来場者の投票の結果、ちば起業家大賞(千葉県知事賞)は、ビジネスプラン【畑の体質別病気対策AIでJAPAN野菜ブランドを強くする「農家の相棒Mr.カルテ」】の株式会社INGEN・櫻井杏子さんが受賞した。

 

◆ファイナリスト5組による熱きプレゼンテーション

ファイナリスト5組による熱きプレゼンテーション

ちば起業家大賞を受賞した櫻井さんをはじめ、約4カ月に渡り千葉県全域から多数の応募があった千葉県の課題解決につながるビジネスアイデア・ビジネスプランの中から、最終選考に選ばれた熱き5組のファイナリストたち。最終プレゼンテーション&審査会となる当日は延べ2500名が来場する大舞台。それぞれが想いのこもった熱きプレゼンテーションを披露。

選考の結果、ちば起業家優秀賞(千葉県知事賞)には、ビジネスプラン【介護施設の安全と開放感を提供し、介護士の負担の軽減を目的とした施設内のIoT化。】の株式会社ファンタスティック・新保隆義さんと、ビジネスプラン【多様な自然の中で子供達が千葉の人材と学ぶ「理科の修学旅行」】の柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)・羽村太雅さんが選出された。そして、奨励賞にはビジネスプラン【サーフ&ワーク 勝浦発の新しいライフスタイル】の株式会社ネクストレベル・舟橋大吾さんとビジネスプラン【神経・筋肉の難病に対する治療薬剤の研究開発とその事業化】の株式会社Triplex Therapeutics・矢野隆光さんが受賞した。

◆大賞受賞! 千葉の農業を元気にする「作物の病気管理」農業IT

大賞を受賞した櫻井さん

大賞を受賞した櫻井さんの具体的な事業内容となる農家の相棒Mr.カルテは、肥料の訪問販売「ファームドクター」で肥料の提案書を書くノウハウを応用して開発した農業AI。日本の品種や農産物は美味しくて栄養価が高い代わりに、病気に弱いことが多くある。

Mr.カルテは、「病気対策」に着目して、農業日誌をカルテ化し、栽培管理をサポートするというもの。職人技の品質をそのままに、量産化を目指す農家を後押しすることを軸に事業を展開している。

 

櫻井さんのプレゼン風景

◆櫻井さんが事業を始めたきっかけ

千葉大学園芸学部に通学していた頃、日本とは農業や発酵文化が全く異なるEUを一目見たいと、バックパックでフランスからチェコまで旅行。毎日、現地のスーパーで野菜やチーズ、その地域の発酵食品を買って食べ歩いた。この時、EUはとても料理方法や発酵・加工方法の幅が広いと感じ、それに比べて日本の農産物は、そのままの状態でも、ものすごく美味しいということ、一方で農産物の価格が割高であるということに気が付いた。この気付きをきっかけに、日本の高品質な野菜を、かつての高級果物・バナナのように量産化する事業を作りたいと考えるようになったのである。

◆今後の展開と目標

まずは、Mr.カルテの開発を遂行させ、販売化まで実現させることが目標。次に、実際にMr.カルテを生産グループの方に使ってもらい、肥料や農薬コストの削減、収穫量の変化を実験し、改善ポイントを見つけ進化させたいとのこと。あわせて既存の農産加工事業も引き続き拡大させ、千葉など東京近郊栽培をしている農家の果物や野菜を使った、こだわりのデザートの販売などで、高品質な農産物の栽培に力を入れている農家の販売力を後押し、農業全体の底上げにつなげていくという、さらなる展開を考えている。

◆千葉で起業しようと考えた理由

千葉は、国産ブランドを立ち上げようとする農家の「品質を保ちながら量産を実現していく」という理想を実現する土壌ができている農業県。千葉から、Mr.カルテを使って、「品質と量産の両立」を実現した野菜栽培のモデル地域を作っていきたいと櫻井さんは語る。

経験が少ないことで自信をもてない局面があったときも、周囲の人に支えられながら、これまで頑張ってきた櫻井さん。座右の銘は「なんとかなる」。感謝の気持ちを忘れず、ポジティブ思考で前進する同氏のこれからに大いに期待したい。

 

◇ファイナリスト5組のビジネスアイデアを紹介しています。

ファイナリスト5組のビジネスアイデアは、ちば起業家応援事業 INNOVATIVE HIVEのホームページ(http://i-hivechiba.com/)から閲覧可能。千葉県の課題解決となりうる様々なアイデアが詰まった各人のビジネスプランを是非見て欲しい。また同事業に触発され、新たなアイデアや、ちば起業の想いがさらに高まることを願う。

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