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これからのクルマとの付き合い方ワンランク上の快適カーライフとは?

千葉県全域

2013年10月27日日曜日

オニオン記者投稿

2013年10月27日日曜日

これからのクルマとの付き合い方ワンランク上の快適カーライフとは?

JAF

取材協力
日本自動車連盟(JAF)
千葉支部ロードサービス隊
伊藤 秀章さん(写真右)
齊藤 明さん(写真左)
 
人類の産業技術は日進月歩で、とくに自動車の技術開発はとどまることを知らない。
反面、その機能や性能は向上しているが、国内市場において自動車の売り上げは伸び悩んでいる。
その原因には長引く不況で若年層がクルマを所持しないことも挙げられ、そもそもクルマの魅力が伝わりにくくなっていることも考えられる。
一方で自動車自体がかつての高度経済成長のころのように、誰もがもちたがるものではない時代背景もあるだろう。
仮に自動車を所持するにしても、その使用目的も多様化し、クルマとの付き合い方もその分多岐にわたる。
そこで様々な目的・用途で使われる自動車を今一度見直し、快適で安全なドライブとはどのようなものなのか、日本自動車連盟(JAF)千葉支部の方々にお話を伺った。
 
 

「安全」「環境」「危険回避」を考えた走行

 

その1

安全なドライブには、大きく2つのチェックポイントが考えられる。
まずは自動車自体への点検。
JAF千葉支部ロードサービス隊の伊藤秀章さんによると、「点検と聞くと専門的で難しそうですが、方法さえわかれば意外と簡単です。タイヤなども正常な空気圧の状態を覚えておけば、見た目で判断できるようにもなります」という。
エンジン音なども普段と違う異音が聞こえれば、即座にJAFなどのサービスに相談した方がいいだろう。
「一部ドライバーの方には、異常を感じつつもクルマが走れば問題ない、と思い込みたい傾向があります」と同じくJAFロードサービス隊の齊藤明さんは言う。
機械は正直な反応を見せるので、思い込みはせず、視覚・聴覚・嗅覚など五感でクルマからのサインを受け取れるようにしよう。
 

日常点検チェックリスト

■クルマのまわりをひと回り
①車の下の汚れ
②タイヤの空気圧
③タイヤの摩耗
④タイヤの遺物や傷
⑤ワイパーのゴム
■ボンネットを開ける
⑥エンジンオイルの量
⑦ブレーキ液の量
⑧バッテリー液の量
⑨冷却液の量
⑩ウインド・ウォッシャ液の量と噴射状態
⑪ベルトの痛み
⑫ホースの痛み
■運転席に座る
⑬警告灯の点検
⑭ランプ類の点灯・点滅
⑮パーキングブレーキの引きしろ
⑯エンジンのかかり具合・異音
⑰ブレーキペダルの踏みしろ
⑱ブレーキの利き

 

その2

もうひとつはドライビングのチェック。
いかにメンテナンスが完璧でも、肝心の運転に技術が伴わなければトラブルは防げない。
安全運転には「ゆとりをもったドライブ」をすることが基本にはなるが、JAFではそこに”エコドライブ10″を掲げている。
 
エコドライブ10の目的には、不必要な燃料消費が生じる運転操作をしないことにある。
いずれの項目も実行できれば、余計なアクセルやブレーキ操作の必要がなくなり、その分余計なタイヤの摩耗はなくなり、燃費も改善。
「エコドライブ10による運転であれば、燃費が抑えられ、さらにバッテリーへの負担も軽減できます」と伊藤さん。
ガソリン車のみならず電気自動車(EV)などでは、アクセルを早めに離せばその分発電が行われる回生ブレーキを起こすこともできる。
 

エコドライブ10のすすめ

①ふんわりアクセル「eスタート」
②車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転
③減速時は早めにアクセルを離そう
④エアコンの使用は適切に
⑤ムダなアイドリングはやめよう
⑥渋滞は避け、余裕をもって出発しよう
⑦タイヤの空気圧から始める点検・整備
⑧不要な荷物はおろそう
⑨走行の妨げとなる駐車はやめよう
⑩自分の燃費を把握しよう
 
 
 

ドライブ中のトラブルを極力避けるために

 
JAFによると、全国で毎日平均9千件もの出動要請の連絡があるという。
上位3位までの出動理由は以前から大きな変化はないが、一般道路における1位は過放電バッテリー(バッテリー上がり)となっている。
前述のエコドライブ10はもちろんだが、一方でアイドリングストップについても注意が必要となる。
「長時間停車させる場合はもちろん低燃費などに有効なのですが、アイドリングストップ車以外の自動車は、例えば渋滞中や信号ごとにアイドリングストップを実践すると、じつはこれも車種によってはバッテリーを消耗するだけになってしまいます」と伊藤さんは語る。
まずは自分のクルマの車種・性能から乗り方をきちんと見出したうえで、安全や環境を考えた運転ができてこそ、危機管理が可能となるのだろう。
また「もし一般道路を運転中にクルマが動かなくなったら、追突事故などの可能性もあります。
危険なので、必ずガードレールの向こうなど、安全な場所に退避しロードサービスの到着を待つようにしてください」と齊藤さんは注意を促す。
 
 
 

JAFロードサービス出動理由 TOP10

(2013年8月10~18日)
①過放電バッテリー
②タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む)
③キー閉じ込み
④破損バッテリー(劣化含む)
⑤落輪(落込含む)
⑥事故
⑦燃料切れ
⑧発電機(充電回路含む)
⑨スタータモータ
⑩ハンドルロック(キー作動機構含む)
 
 

JAFの新型レッカー車に注目! おなじみのJAFレッカー車。


こちらは車の側面から作業道具を出しやすくするなど、工夫のくわえられた最新モデル。県内でもまだ数台しか走っていない希少タイプである。
またレッカー車にはあらゆる事態に対応できるレスキュー器具が搭載されている。
取材時にその一部を並べていただいたが、大型ガレージジャッキ、トルクレンチ、エアーゲージなどはもちろん、クレーン用の滑車や特殊なレッカーベルト、サージプロテクターなど様々。
座席にもコンピュータを搭載し、事故や不測の事態に迅速な対応が可能だ。

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