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介護施設での生活とは「第三回:退所までの介護について」

千葉県全域

2013年09月05日木曜日

オニオン記者投稿

2013年09月05日木曜日

介護施設での生活とは「第三回:退所までの介護について」

上質な週末

「家」と「家族」を感じられる日々介護施設での生活とは
 

第三回:退所までの介護について

 

終の棲家といえる老人ホームだが、原則的には急性期や疼痛の強い状態等にある人の医療は提供できない。
上総園は24時間看護職員が配置されているのである程度の対応は可能だが、状態によっては老人ホームを離れ、医療機関へ入院するケースも多い。
 
「成人の三大疾病は、がん、心臓病、脳卒中などと言われていますが、近年では第4位にいた肺炎がそこに加わり、とくに老人ホームでは誤嚥性肺炎が注意すべき疾病となっています。高齢者は細菌への免疫力に乏しく、インフルエンザの流行時などには、家族でも面会制限を行い、風邪の予防を徹底するときもあります」
 
入所者への健康の配慮には十分に行っていると水野谷氏は言うが、それでもなお入所者の死亡率は年平均で15%。
高齢者には1日1日がいかに大切であるか伺い知れよう。
 

 

ベテラン介護職員Q&A

これから老人ホームを利用するうえで、最も大切なポイントとなるのが介護職員だろう。
職員が何を思って仕事と向き合い、高齢者や家族のことを考え、今後どのようにサービスをしていこうとするのか。
長年介護現場に携わってきた職員の方々に伺った。

 

このお仕事でのやりがいは?

初めのころは仕事をするうえで、「ありがとう」といわれることが何よりまず嬉しかったのを覚えています。
ただ高齢者の方々に接しているうちに見方が変わりました。
やはり入所者の方々は様々な経験を積んできた人生の先輩です。
尊厳ある介護とは何か、むしろこちらが教えられ、サービスを提供しながら学び、心の成長をさせていただきました。

 

仕事で難しいことは?

目の前にいる高齢者はもちろん、その家族の入所者への思いも考えて介護をすることです。
家族とのコミュニケーションが円滑ではないと、やはり誤解も生じがちですし、入所時からなるべく、入所されている本人の日常の生活の様子等をお話し、お互い相談しやすい、透明性をもった双方向のお付き合いができればと思います。

 

これからの介護現場で思うことは?

介護福祉士など、近年は介護の資格制度がしっかりしています。
そのため若い介護職員が多くなりました。
ただ教育は受けたものの少ない実践経験とのギャップはやはり大きいため、いかに入所者から学び、プロ意識をもって取り組めるかが課題ですね。
上総園ではプリセプター制度を参考にした新人教育制度を採用し、より早くスキルア
ップできるように取り組んでいます。
熟練と新人が現場で学び教える環境ですから、普段からの職員間コミュニケーションも大事になってきていますね。

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