2013年08月17日土曜日
【編集企画】いまさら!? ばなぁーなぁー 前編

バナナダイエットブームから5年経った今でも人気のバナナ。
日本人がもっともよく食べる果物はみかんを抜いて7年連続でバナナがTOPです。
栄養や効能はみなさんご周知のとおり。
でも売り場に10種類以上の銘柄が並んでいるのを見て「違いがあるの?どれがおいしいの?」「値段の違いは味の違い?」と何気に疑問も感じることでしょう。
「だったら食べ比べてみればいいじゃない!?」ということでテイスティング会を開くことになりました。
その様子を二回に分けてお届けいたします。
前編で紹介するバナナはこちら。
売り場で一番安いバナナ
フィリピン産
品種:キャベンディッシュ
1本あたり約24.5円
世界で生産されるバナナのほぼ半数を占め、日本のスーパー等で一般に売られている品種。
輸入されている8割がこの品種でフィリピン産がメイン。
いつも食べてる慣れ親しんだ味、普通においしいという意見が大多数でした。
それゆえに反応も薄い。基準となる味。
美味度:★★☆☆☆
インカバナナ
ペルー産
品種:キャベンディッシュ
1本あたり約59.6円
品種は同じでも高地で栽培されたバナナ。
寒暖の差があり甘味が乗りやすい。
収穫までの期間が長いので値段が高めです。
ねっとり感と酸味が少しあり、大きさもほぼ同じ。
味に特徴はないですが、高級感はありますね。
美味度:★★☆☆☆
モラードバナナ
フィリピン産
品種:モラード
1本あたり約66円
果皮の色が赤茶色っぽくなるのが特徴です。
見た目にちょっとビックリ。
焼き芋みたい!との声も。
少し小ぶりで味はほかのバナナに比べると濃厚、コクがあります。
もちもちと柔らかい食感は試してみる価値あり◎。
美味度:★★★★☆
台湾バナナ
台湾産
品種:北蕉
1本あたり約99.5円
果実が短めでずんぐりしている。
市場シェアは約2%ほど。
昔高級品だったころのバナナとは台湾バナナのことです。
しっかりしたバナナの味でonion編集部員から「The バナナ」とのお墨付き。
少し固めな食感、昔懐かしい昭和の味。
美味度:★★★★★
身近でありながら実は奥深いバナナ。何か気になる品種がありましたら、ぜひお試しください。
次回、後編ではさらに4品種のバナナをご紹介します♪ お楽しみに!
※ バナナは同じブランドでも熟成度により味の違いがあります。また、感じ方にも個人差があります。
※ 美味度とは、低いと「まずい」ではなく、バナナのおいしさがより個性を持って出ているということです。