Now Loading...

千葉開府890年を迎えた今年 エアレースの成功を皮切りに 千葉の歴史や文化を広く発信する

千葉県全域

2016年05月27日金曜日

オニオン記者投稿

千葉開府890年を迎えた今年 エアレースの成功を皮切りに 千葉の歴史や文化を広く発信する

2016年05月27日金曜日

レッドブル・エアレース千葉後援会会長 千葉 滋胤氏

千葉 滋胤/ちば・しげたね 1933年、千葉氏中興の祖「千葉常胤」の末裔として生まれる。早稲田大学卒業後、千葉銀行に入行。副頭取を務めた後、ケーブルネットワーク千葉社長や千葉商工会議所会頭などを歴任し、昨年から千葉後援会の会長に就任した。

昨年、日本初開催で盛り上がりを見せた「レッドブル・エアレース千葉2015」。
晴天に恵まれた千葉県立幕張海浜公園では予選・決勝戦に12万人もの観客が集まり、国内初の世界大会の開催は成功裏に終わった。2回目の開催となる今年も、6/4、6/5の2日間に渡り海浜幕張公園沖にて熱き空の熱戦が繰り広げられる予定だ。会場設営や当日の観客誘導などを務めるのは、会長である千葉滋胤氏の元に集まった後援会の面々。手探り状態であった昨年の経験を踏まえ、準備を着々と進める彼らの思いを大いに語ってもらった。

今年も幕張海浜公園に空の勇者たちが戻ってくる

 ライト兄弟が有人飛行機の飛行を世界で初めて成功させたのは1903年。
その数年後、日本でも海軍エンジニアだった奈良原三次(ならはら・さんじ)
氏の手によって民間航空機の開発が始まった。
1911年、自作した複葉機の飛行を成功させると、翌年には稲毛海岸
(現在の国道14号線の西側が海岸線だった)の干潟に民間飛行場を開設した。

民間航空発祥の地である千葉市でレッドブル・エアレースを
開催するのは大きな意味がある。そう語るのは、
昨年に続きレッドブル・エアレース千葉後援会会長を務める千葉滋胤氏だ。

千葉氏は、平安から鎌倉時代に活躍し、千葉氏中興の祖として知られる
千葉常胤の末裔にあたり、千葉市商工会会頭をはじめ県内にある複数企業・
団体の代表に名を連ねるほどの名士。
さらに今年は千葉開府890年のメモリアルイヤーでもあり、後援会のメンバーは
昨年以上の盛り上がりを見せているという。

千葉から世界に向け郷土の素晴らしさを発信

 すべてが手探りの状態で事を進めざるを得なかったという昨年の第1回大会。
後援会では、昨年の反省点を踏まえながら
レッドブル・エアレース千葉2016の成功を目指している。

「今回は千葉県、千葉市、千葉商工会議所および青年部、観光協会など公的団体とも
協力して、昨年よりも大きな枠組みで大会運営をサポートしていきます。
会場内では千葉県の産物を使った飲食ブース『千葉フードフェスティバル』
を設置するなど、千葉のPR活動も引き続き行う予定です」
エアレース観戦がゲストの目的であるならば、会場内でのおもてなしや
各種イベントによって千葉の魅力を訴求するのが後援会の目的だ。

昨年の小紙インタビューで「千葉後援会では今後も千葉県内で行われる
世界規模のスポーツイベントから地域の祭りまで、様々なイベントを
幅広くバックアップしていく予定です。千葉をもっとPRしていくため、
後援会内での組織連携や、行政との強い繋がりが不可欠」と語っていた千葉氏。

今回は行政(千葉市)との共催という形式が結実し、
より良いサポート体制が組めた事に期待を寄せる。
「大会スローガンは昨年と同様に〝ARIGATOU〟です。
会場にお集まりいただく皆様をおもてなしの心をもってお出迎えするのはもちろん、
今年は千葉開府890年に絡めた新たなイベントも用意しています」


世界最速を誇る最も刺激的なスポーツが今年も千葉にやってくる。

2020年は通過点その先の発展を目指して

 1126年、千葉常胤が亥鼻付近に館を構えた事により誕生した千葉の町。
会場では、千葉開府890年を記念したイベントが多数用意される。
その一つがパブリック・ビューイング観戦だ。

予選・決勝戦の2日間に渡り、会場内の特設エリアに各日限定890名が招待される。
また、レースの情報を併載した千葉市の観光ガイドブックも会場で配布される。
「私が幼少期の頃、両親はよく『寝ていて人を起こすな』と言ったものです。
自分の立場をわきまえ率先して動けという意味ですが、今がまさにその時。

民間航空発祥地だけでなく、千葉ならではの産物や風景といった素晴らしい
観光資源を皆様に知っていただく事が我々の任務です。
世間では2020年のオリンピック開催が騒がれておりますが、
それはただの通過点だと考えています。
今は、2021年以降も継続して千葉を発展させるための大切な時期と捉えています」

 昨年は2日間で12万人を動員したレッドブル・エアレース千葉。
大会の成功とともに、千葉ならではの文化や歴史、風土といった
沢山の魅力をどれだけ発信できるか。

御年83歳を迎えた千葉滋胤氏は千葉家に伝わる教えを胸に、地元千葉をより
発展させ次世代の若者たちに松明を渡してゆく事が
自らの使命と語っていたのが印象的だ。
「力を怠らないことが一番ではないでしょうか」レッドブル・エアレース
千葉後援会としてかつてない規模のイベントに尽力した今回。
千葉後援会の今後を見つめる眼差しは誰よりも厳しく、そして優しい光を放っていた。

この記事に関連するタグ

千葉県全域