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笑顔の絶えないキッチンで無添加調味料と食材を用いてココロと体が喜ぶ食事を提唱

千葉県全域

2015年02月02日月曜日

オニオン記者投稿

笑顔の絶えないキッチンで無添加調味料と食材を用いてココロと体が喜ぶ食事を提唱

2015年02月02日月曜日

株式会社IBA旬菜cooking 代表取締役
伊場 優子さん

伊場 優子/いば・ゆうこ
1969年千葉市出身。
両親が共働きだったこともあり、小学1年から見よう見真似で料理を始める。
現在は、スクール講師やイベント出演などを通じて、食・ココロ・体の幸せを追求する活動を行う。
株式会社IBA旬菜cooking 代表取締役。

 
稲毛区柏台「ライフステーション オニオン」内にオープンした「ありがとうDeLi」。
低農薬・オーガニック野菜や無添加調味料にこだわった多彩な惣菜メニューと弁当を販売するため、株式会社IBA旬菜cookingの伊場優子代表が中心となって立ち上げた。
店舗の奥には大きなキッズスペースが設けられ、子どもたちの楽しげな声が店内に響く。
約12年前に自宅で料理教室を始め、現在は県内15カ所でスクールを開催している伊場さん。
インタビュー前、筆者が「伊場先生」と声をかけると、すかさず「『いばちゃん』でいいですよ」と素敵な笑顔を見せた。

 

母の代わりに料理を覚え、友人宅で味の違いを研究した

共働き家庭に生まれた伊場氏は、小学1年生の頃から料理を始めたという。

「学校に上がって間もない頃に、母がガスコンロの火のつけ方や包丁の使い方を教えてくれました」
帰宅すると台所に立ち、できた食事を弟と食べながら両親の帰りを待つ。

そんな毎日だったと振り返る。

母親が働いていた事もあり、伊場家の〝おふくろの味〟はデパ地下の惣菜だった。
料理をするようになり、味付けに興味が出てきたが市販の惣菜ではレシピが分からない。
そこで、友人宅に遊びにいくと、夕飯の支度をする友人の母の隣に立ち、それぞれの家庭のレシピを学んでいったという。

「いろんな家の味付けや作り方を覚えていくわけですから、肉じゃがだけでも10種類位の味のバリエーションができたりして。自分で料理する時に『今日は○○ちゃんちの味にしよう』なんて作っていましたね」
姉が新しいレシピに挑戦し、弟がその味を評価するといった役割分担で料理にのめり込んでいった。

この頃の経験が自身の強みとなり、料理教室講師として活躍するに至ったと語る。

ママ友の一言で始まった料理教室。転機は無添加食材との出会い

自己流ではあるが着実に料理の腕を上げていき、中学時代にはひと通りの料理が作れるようになった。
空腹を満たすために始めた料理だったが、上達するに連れて「美味しいね」と言われる喜びを感じるようになっていた。
結婚し2人の子宝に恵まれた伊場氏は、しばしば子どもの友だちやママ友を招いたホームパーティを開き、自慢の料理を振る舞っていたという。

「ある時、自家製のイカの塩辛を食べたママ友から『作り方を教えて』って言われ、『簡単にできるから今度教えてあげるね』なんて調子で、自宅でプチ料理教室を始めるようになりました」
これが今から12年前の事。

自宅で不定期に開催される教室はママ同士のクチコミも手伝い、次第に参加者が増えていったという。


広々とした店内。
1月31日には『ありがとうDeLi』ポートタワー店も出店。

同じ頃、伊場氏自身と2人の子どもは重い喘息を患い、何度も入退院を繰り返していた。
知り合いからのアドバイスがきっかけで、食養の講習会に参加し、食材や調味料について根本から勉強する。

「料理を作って食べる事は好きだったのに、食材に関しては無頓着でした。いろんなお話を聞くうちに、多くの食品や調味料に含まれる添加物や農薬が体に与える影響を目の当たりにしたんです。そこで、昔ながらの製法で作られている調味料を試してみました。それから半年後くらいですかね、見事に体質が変わっていったんです」

その後、子どもたちの喘息も快方に進んだ事で無添加食材の有用性を実感した伊場氏は、生徒たちにもその魅力を発信し始める。

ココロと体を満たす、いばちゃん流コーチングメソッド

料理教室を始めて2年、生徒数は1回の講座で20人程に膨れ上がる。
自宅では手狭になり、地元の公民館を借りるなど教室は徐々に大きくなっていった。
多くのスタッフをかかえ県内15カ所で開催するまでに成長したIBA旬菜cookingスクールは毎回、生徒たちの笑顔で溢れる。

人気の要因は、伊場氏が考案した独自のコーチングメソッドにあるようだ。
同スクールでは、参加者同士でお互いを褒め合う〝ハッピートークタイム〟を設け、生徒の緊張をほぐすと共に学習効率の向上を図っている。

「ペアを組んだ生徒さん同士で、相手の良い所を言い合ってもらいます。初対面の相手を褒めるって一瞬難しいかなって思うんですが、人って褒められると嬉しいですし、次第に心を開くようになって相手の言葉に耳を傾ける状態になるんですね。それから食材やお料理の事を勉強してもらうと、非常に吸収が早くなります。時には難しいお話もするので、まずは〝聞く姿勢〟になってもらう事に気を使ってます」
食・ココロ・体が密接に連携してこそ充実した人生を送れると語る。

「心が満たされた状態で生活する事が、体にとっては一番良い事ですからね」

生徒やスタッフのサポートなしではここまで成長できなかったと言う伊場氏は「よく生徒さんから『いばちゃんの教室に来ると元気になれる』って言われるんです。
それが明日への原動力になります」教室の仲間は家族のように大切な存在と語る伊場氏。

「これからもワイワイ楽しみながら沢山のご縁に出合いたいですね」


店のカウンターには多彩な惣菜や弁当が並ぶ。

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